安全への取り組み

運輸安全マネジメント制度に、積極的に取り組んでいます。

国土交通省の運輸安全マネジメント制度は、企業の品質管理の自己評価基準であるISO9000シリーズを参考に、事故の防止を目的とした安全管理体制の構築と、輸送の安全の確保のための継続的取り組みを定めた制度です。
らくのう運輸は、運輸安全マネジメントを積極的に遵守し、運輸安全マネジメントに関する活動を行っております。
また、事故報告に関する社内規程を制定し、細かな事故についても記録、分析を継続することで、的確な事故対応と、将来の事故の防止に資する取り組みを実施しています。

乗務員マニュアルの制定

毎日の業務の心得、エコドライブの具体的な方法、地震・水害などの災害対応まで、わかりやすい乗務員マニュアルを定め、活用しています。

安全運転

  • 始業点検を確実に行い、安全速度を守ります。
  • 踏切、交差点、横断歩道の一旦停止や徐行など、常に安全の確認をします。
  • 走行区分を守り車間距離を保持して走行し、無理な追い越しをしません。
  • 後方の安全を確かめてからバックします。
  • 健康管理に努めます。

安全作業

  • 制服、制帽、保護具を正しく着用します。
  • 貨物の積み降ろしは丁寧に行い、乱暴な荷扱いはしません。
  • 車やホームへの飛び乗り、飛び降りはしません。
  • 共同作業ではお互いに声をかけ合い、安全第一を心がけます。
  • 安全を守る責任を自覚し、安全確認を励行します。

ドライバー教育の推進

運行管理者資格は、トラックの安全運行に関する基礎知識から、法令、車両整備、乗務員の過労防止や福利厚生に係わる労務管理等、幅広い知識を有する運送事業のエキスパートを育成するための国家資格です。
らくのう運輸では、全従業員に、この資格取得を推奨しています。

※運行管理者資格取得者 2017年度50名取得(2017年11月現在)

また、新人教育では2ヶ月ほどのツーマン指導で、荷物の積み方・下ろし方のほか、身だしなみや心構えなどのお客様対応マナーも強化しています。

ドライバー健康管理の実施

ドライバーの健康チェックと対面点呼を行い、安全運行ができる体調かを毎日確認しています。

アルコールチェック
営業拠点にアルコールチェックシステムを導入し、乗務前・乗務後に毎回チェックしています。
また、チェックの内容は記録しドライバーごとにきちんと保管しています。
乗務前の体温管理
体温チェックと面談により、体調に問題がないかを確認しています。
免許証の提示
免許証の携帯および有効期限を確認しています。

巡回パトロールの実施

運行管理者による巡回パトロールを定期的に行っています。
巡回パトロールとは、配送先や配送ルートの途中で待機し、正しい乗務が行われているかを確認します。 例えば、駐車時・荷降し時に車止めされているか、商品の取り扱いは丁寧に行われているか、ドアロックがかけてあるか、急発進・急ブレーキなどの無理な走行を行っていないかなど細かいところまでチェックします。
予告なく抜き打ちで実施しており、問題があればその場で指導を行います。
ドライバーの意識改革にもつながり、事故を未然に防ぐ役割も担っています。

外部監査の実施

らくのう運輸では、外部からの業務監査を定期的に受ける等の取り組みにより、法令順守、適正事業の推進に取り組んでいます。